前回の記事では、わが家がSAPIX・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーなども検討したうえで、なぜ臨海セミナーを選んだのかを書きました。
【中学受験の塾選び】わが家がSAPIX・四谷大塚・日能研・早稲アカ以外の塾を選んだ理由
今回は、その続きとして小学6年生の臨海セミナー夏期講習が実際にどのようなものだったのかを書いてみたいと思います。
中学受験では「6年生の夏は天王山」とよく言われます。
では、実際に夏期講習ではどれくらい塾に通うのか。
朝から晩まで塾なのか。
宿題はどのくらい出るのか。
家庭で過去問を解く時間は残るのか。
今回は、実際に2026年の夏期講習に通ったわが家のケースを紹介します。
なお、この記事で紹介するのは、臨海セミナー中学受験科・小6のわが家の実例です。
校舎やクラスなどによって内容が異なる可能性がありますので、その点はご了承ください。
臨海セミナー小6・夏期講習のスケジュール
まず、実際の夏期講習の日程です。
わが家の場合は次のようなスケジュールでした。
| 日程 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 7月21日~23日 | 17:10~20:50 | 通常授業と同じ時間 |
| 7月24日 | 休み | |
| 7月25日~29日 | 9:00~17:30 | 弁当必要 |
| 7月30日 | 休み | |
| 7月31日~8月3日 | 13:10~18:00 | |
| 8月4日 | 休み | |
| 8月5日~8日 | 13:10~18:00 | |
| 8月9日~15日 | お盆休み | 別途お盆特訓あり |
| 8月16日~19日 | 13:10~18:00 | |
| 8月20日 | 休み | |
| 8月21日~24日 | 13:10~18:00 |
4教科の場合は、基本的に毎日4教科の授業でした。
休憩時間については細かく確認していません。
7月25日~29日だけは朝9時から17時30分までとかなり長く、ここはお弁当が必要でした。
親は平日で仕事もあるため、朝お弁当を作るのは大変でした。
一方、それ以外の多くの日は13時10分~18時。
「6年生の夏期講習」と聞いて想像していたよりは、家庭で使える時間も残っていました。
夏期講習では過去問演習が中心だった
夏期講習中は主に過去問を解いて、その解説を受けるという授業をしていたようです。
流石塾だなと思ったのは、いきなり第一志望校レベルの問題を解くのではなかったことです。
最初は、本人の志望校より偏差値で10程度?低い学校の過去問からスタート。
そこから毎日のように、少しずつ難しい学校の問題に上げていったようです。
本人は帰宅すると、
「今日も合格点だった」
とうれしそうに話していました。
私自身は細かい得点までは確認していなかったのですが、本人にとっては「入試問題を解いて合格点を取る」という経験が楽しかったようです。
難易度を少しずつ上げながら成功体験を積んでいく形になっていたのは、うちの子には合っていたと思います。
宿題はほぼなし
これも少し意外だった点です。
うちの子の場合、夏期講習中の宿題はほぼありませんでした。
過去問演習を中心に授業を受けていたためです。
一方で、復習中心の授業を受けていた子たちは、夏期講習用のテキストを使っていたようです。
そのため、そちらのクラス・授業ではテキストが宿題になっていた可能性があります。
うちの子については、夏期講習テキストは難易度が合っていないため、
「やる必要はない」
と言われていたようです。
そのため、塾の授業が終わった後に大量の夏期講習の宿題に追われる、という状態にはなりませんでした。
「6年生の夏期講習=毎日ヘトヘト」ではなかった
夏期講習が始まる前は、6年生の夏ですから、かなり疲れるのではないかと思っていました。
ところが実際には、臨海セミナーの夏期講習に通っている間、本人はかなり元気でした。
前半に、
「夏期講習、大変?」
と聞いたことがあります。
返事は、
「余裕」
でした。
実際、家で見ていても、眠そうにしていることはほとんどありませんでした。
塾がない日やお盆休みには、自宅で志望校の過去問に取り組む余裕もありました。
普段から続けている、
- 漢字
- 国語の問題
- 算数の問題
といった日課も、いつも通りこなしていました。
もちろん子どもによって体力は違いますが、少なくともうちの子の場合、臨海の夏期講習だけで体力を使い切ってしまうような状態ではありませんでした。
お盆特訓には参加しなかった
8月9日~15日は通常の夏期講習はお休みでした。
この期間には別途、お盆休みの特訓講座もありました。
ただし、うちの子は参加していません。
そのため、この期間は自宅で過去問などに取り組む時間として使うことができました。
夏休み全体を塾の講座で埋めるという選択肢もありますが、わが家の場合は、塾がない期間を家庭学習に使えることもメリットだったと思います。
実際うちの子に、お盆休み特訓に行きたいか聞いてみたところ、
「お盆休み特訓よりは家で過去問やった方が意味あると思う。」
と、言っていました。
本人がそういうので、お盆休みは第二志望校の過去問をやっては解きなおしをやっていました。
8月後半は臨海を休んで四谷大塚の過去問演習講座へ
実は、8月16日からの臨海セミナーの夏期講習には参加していません。
この期間は、四谷大塚の過去問演習講座を受講しました。
ここで、臨海セミナーの夏期講習との違いがかなりはっきり見えました。
四谷大塚の過去問演習講座では、第一志望校の過去問を8年分解きます。
午前中に実際の過去問を解き、午後は解説授業。
かなりハードなスケジュールでした。
家で自分で過去問をやって、自分で解説を読んで解きなおすのとは違い、
同じ志望校の同じくらいのレベルの子達と競うというのは、体力を使ったようです。
臨海セミナーの夏期講習中は「余裕」と言っていた本人ですが、四谷大塚の過去問演習講座に入ってからは、明らかに疲れが見えるようになりました。
四谷大塚の過去問演習では生活にも変化が
四谷大塚の過去問演習講座を受けていた時期は、睡眠時間も少し足りなくなっていたようです。
朝寝坊してしまう日もありました。
普段続けている朝の日課も、スキップする日が出てきました。
それでも帰宅後には、その日に解いた問題の解き直しをしていました。
かなり疲れていたと思いますが、一生懸命取り組んでいたと思います。
この様子を見ていると、
同じ「夏期講習・夏の講座」でも、内容によって子どもの負担はかなり違う
ということがよく分かりました。
臨海セミナーでは、自分の志望校より少し易しいレベルから徐々に過去問の難易度を上げていく。
一方で四谷大塚では、第一志望校の過去問にまとまった期間で本格的に取り組む。
どちらが良い悪いではなく、役割が違っていたように感じます。
臨海の夏期講習に余裕があったのは悪いこと?
「6年生の夏なのに余裕がある」というと、
もっと勉強させたほうがいいのではないか。
塾の拘束時間が短すぎるのではないか。
と思う方もいるかもしれません。
わが家も、夏休み前には多少そういう心配がありました。
ただ、実際に過ごしてみると、必ずしも悪いことではなかったと思っています。
塾で一日中拘束されないからこそ、
- 自宅で志望校の過去問を解く
- 日々の基礎学習を続ける
- 解き直しをする
- しっかり寝る
といった時間を確保できました。
特に6年生の夏以降は、全員が同じ教材を同じように勉強するだけではなく、それぞれの志望校や弱点に合わせた勉強も必要になってきます。
その意味では、家庭で自由に使える時間が残っていることにもメリットがあると感じました。
夏期講習の費用はいくらだった?
2026年のわが家の場合、臨海セミナーの夏期講習費用は次のとおりでした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 1期 | 19,800円 |
| 2期 | 49,940円 |
| 3期 | 122,100円 |
| 教材費 | 13,090円 |
| 合計 | 204,930円 |
合計で204,930円でした。
小6の夏期講習ということで、まとまった金額になります。
なお、わが家はお盆期間の特訓には参加していないため、その費用は含まれていません。
また、実際には8月16日以降の授業には参加せず、四谷大塚の過去問演習講座を受講しています。
なので、過去問演習講座の費用は別途かかっています…
実際に受けて感じた臨海セミナー夏期講習のメリット
今回の夏期講習を見ていて、良かったと感じたのは大きく3つあります。
1.子どもが疲れ切らなかった
まず一番大きかったのはこれです。
6年生の夏だからと朝から晩まで毎日塾に拘束されるわけではありませんでした。
そのため、睡眠時間や家庭学習の時間を確保できました。
2.過去問に楽しく取り組めていた
志望校より少し易しい学校から始めて、徐々に難易度を上げていったことで、
「合格点を取れた」
という経験を重ねていました。
本人が楽しそうに過去問に取り組めていた点は良かったと思います。
3.家庭で志望校対策をする余地があった
宿題がほとんどなかったため、塾以外の勉強を組み込みやすかったです。
特に志望校の過去問演習を進めるうえでは、この余裕は大きかったと思います。
一方で、家庭で何をするかは重要
これはメリットの裏返しでもあります。
塾の拘束時間がそれほど長くなく、宿題も多くないということは、空いている時間に何をするかを家庭側でも考える必要があります。
塾にすべてお任せしていれば一日中勉強が埋まる、というスタイルではありませんでした。
わが家の場合は、
- 日々の漢字
- 国語
- 算数
- 志望校の過去問
などを家庭で進めていました。
臨海の夏期講習だけで夏休みの勉強を完結させるというより、
「塾+家庭学習」で夏全体を組み立てる
というイメージのほうが近かったです。
まとめ
小6の夏期講習というと、
「朝から晩まで毎日塾」
「帰宅したら大量の宿題」
「夏休み中ずっとヘトヘト」
という生活を想像していました。
実際は、普段の日課も続けながら、休講日には志望校の過去問にも取り組めました。
一方、8月後半に参加した四谷大塚の過去問演習講座では一気に負荷が高まり、疲れや睡眠不足が目立つようになりました。
両方を経験してみたことで、
受験生の夏は、単純に「勉強時間が長ければ長いほどいい」というものでもない
と感じています。
塾で勉強する時間。
家庭で志望校対策をする時間。
そして睡眠や休息。
そのバランスをどう取るかも、小6の夏には重要なのだと思います。
わが家の場合、臨海セミナーの夏期講習には適度な余裕があり、その余裕を家庭での過去問演習などに使うことができました。
これから臨海セミナーの夏期講習を検討する方に、少しでも参考になれば幸いです。

コメント